Monthly Archives: 8月 2013

日本精神分析学会第 59 回大会

【開催概要】
名 称:日本精神分析学会第 59 回大会
テーマ :現代の精神分析的臨床がめざすもの
開催日時:2013 年 11 月 15 日(金)~17 日(日)
会 場:国立京都国際会館(〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池)

―プログラム―
11 月 15 日(金)
・臨床セミナー(事前登録の方優先)
・研修症例
・教育研修セミナー(事前登録の方優先)

11 月 16 日(土)
・学会出版賞講演
演者:丸田 俊彦 (Mayo Clinic 医科大学/サイコセラピー・プロセス研究所)
司会:白波瀬 丈一郎 (慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)
・学会出版賞講演
演者:北山 修 (北山精神分析室/白鷗大学)
司会:妙木 浩之 (南青山心理相談室)
・講演と討論
演者:グスタフ・シュルマン
(フィンランド精神分析協会会員、英国精神分析インスティテュート会員)
「外傷患者が耐えられないものに耐えられるようにすること-解離からコンテインメントと統合へ」
“Enabling traumatized patients to tolerate the intolerable –from dissociation to containment and integration”
・認定制度の集い
・一般演題
・指定討論

11 月 17 日(日)
・学会賞(古澤賞)講演
演者:相田 信男 (特定医療法人郡馬会 郡馬病院)
司会:狩野 力八郎 (小寺記念精神分析研究財団)
・シンポジウム「現代の精神分析的臨床がめざすもの」
司会:北山 修(北山精神分析室/白鷗大学)
岩倉 拓 (あざみ野心理オフィス)シンポジスト:鈴木 智美(可也病院/精神分析キャビネ)
東中園 聡(西岡病院)
福本 修 (恵泉女学園大学/長谷川病院/代官山心理・分析オフィス)
指定討論: 藤山 直樹 (上智大学総合人間科学部心理学科)

詳細、申し込みはこちらをご覧ください

[右脳派」「左脳派」は都市伝説だった! 人に“利き脳”はない

脳の部位によって働きが異なることは自明なことでしたが、やはり右脳派、左脳派といった分類は妥当性に非常に疑わしいものがあるようですね。

以下が引用です。

ジャーナル誌『PLOS ONE』に掲載された論文では、国際神経画像データ共有イニシアティヴ(INDI)の機能的磁気共鳴映像法(fMRI)データを利用し、安静時の脳の機能的結合状態を7,266の関心領域(ROI)に分けて分析するという、興味深い調査が発表された。アンダーソン率いる研究者チームは、7歳から29歳までの被験者1,011人の安静時の脳の結合状態を分析。これにより右脳半球・左脳半球の側性化を、子どもから大人まで徹底的に調べ上げようという試みなのだ。しかし残念ながら、研究チームが得た結果は、上記の“脳タイプ判別”に反するものだった。

「脳の機能が左右で分かれているのは紛れもない事実。言語はたいてい左脳で処理され、注意は右脳で処理されることが多い。だが脳のネットワークにおいて、どちらかの半球がより多く使用されるということはない」と、アンダーソン博士。

7,266におよぶ関心領域を綿密に調査したあとでも、個人の右脳または左脳ネットワークに、結合量や使用量の偏りはみられなかったそうだ。また、片半球の機能的結合は、子どもよりも大人の方がわずかに多いという結果になったが、これまでの研究に反し、男女の違いはみられなかった。

人間の性格は確かに脳で発生するが、それを右脳・左脳の機能に関連づけてシンプルに判断するには複雑すぎるということなのだろう。もしかすると性格というのは、脳のシグナルの強さや片半球の結合状態では決まらない可能性もある。われわれは論理的な人がクリエイティヴになれることを知っているし、その逆もまたしかり。スピニング・ダンサーがどう見えたにしろ、人は左右偏りなく、すべての脳を使っているのだ。

神経心理学分野も脳科学の分野も日々進展していますので、こういった結果についても理解しておくことが必要ですね。

文責 伊藤

武蔵野大学臨床心理士のための講習会 子どもへの心理教育プログラム ―子どもたちと一緒に考える―

武蔵野大学卒後教育プログラムは、臨床家としての道を歩まれ始めた方を対象に、具体的、実践的な技法を学ぶための入門コースとして、今年度は心理教育をテーマに4つのワークショップを開催します。

心理教育プログラムというと子どもたちに何かについて教えていくというイメージはないでしょうか。私たちは、DVの被害を受けた母子に対して母親グループと子どもグループを同時並行で実施する心理教育プログラムを展開してきました。本講座では、子どもグループに焦点を当てます。このプログラムは、暴力について、感情について、責任について、安全について等をテーマに、子どもたちとファシリテーターが一緒に考え、子どもたちから出てくる様々な意見をくみ取りながら心理教育を展開していくという特色を持ちます。そうした展開を可能にしていくためにはファシリテーターの役割の取り方が重要となります。本講座では、講義だけでなく、実際にプログラムを具体的に実践していくために、ロールプレイ・行為法等のワークを体験することを通して、子どもたちと共に考え実りある関係を築くファシリテーターとしての行為の幅を広げていくことを目的とします。

期間 平成25年9月28日(土)
回数 1回
時間 10:00~16:00
定員 30名
料金 一般 8,000円 本学卒業生 5,000円
会場 武蔵野大学 有明キャンパス

◆参加資格 臨床心理士、原則として臨床経験を持つ専門家(ソーシャルワーカー、相談員など)

本講習会は、開催後、「臨床心理士」の教育・研修機会として、(財)日本臨床心理士資格認定協会に申請の予定です。承認された場合、同協会より実績2ポイントが認められます。

◇◇お申込について◇◇

①メールまたはFAXにて、必ず下記事項をお書き添えの上、お申込ください。

メールは件名に「9月28日卒後教育プログラムお申込の件」とご記入ください。 【氏名】 【所属】 【職種】      臨床心理士登録番号をお持ちの方は番号をお書きください(           ) 【連絡先】勤務先・ご自宅(どちらのご住所かご指定ください) 住所:〒
電話番号: FAX番号: メールアドレス: 【心理・精神科医等での臨床経験年数】 【本ワークショップを何でお知りになりましたか】 【本学大学院修了生の方は、指導教員をご記入ください】(           )

②受信確認後、こちらからお申込確認のメール(またはFAX)をお送りします。 ③ご受講いただける方には、別途、「受講のご案内」「郵便振替払込取扱票」をお送りします。
http://lifelongstudy.musashino-u.ac.jp/program/20130928.html

記憶定着、詳細な仕組み解明=脳神経接合部で伝達物質の新たな働き発見―東大

記憶定着、詳細な仕組み解明=脳神経接合部で伝達物質の新たな働き発見―東大

大脳で記憶が定着する際には、脳神経細胞同士の接続部分「シナプス」の微細な構造が「ガンマアミノ酪酸(GABA)」と呼ばれる伝達物質の働きによって縮小、整理されることが分かった。東京大大学院医学系研究科の院生葉山達也さんや野口潤助教らがラットの実験で発見し、25日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表した。
 研究チームを率いる河西春郎教授は「睡眠を取ると起きていた間の記憶が定着すると言われるが、睡眠時にはこのGABAによるシナプス整理が起きやすい」と話している。
 GABAによるシナプス整理は記憶以外の脳機能でも働き、言語が発達する成長期にも起きていると考えられる。また、自閉症や統合失調症などの精神疾患では、GABAによるシナプス整理がうまく進んでいない可能性があり、今回の発見はメカニズム解明にも役立つという。 

やはり睡眠が非常に重要であることがわかりますね。さらに研究が進み、精神疾患のメカニズムの解明を期待します。

文責:松本

GID(性同一性障害)学会 第16回研究大会in沖縄

日時:2014年3月21日(金・祝)~3月22日(土)
会場:沖縄県市町村自治会館(那覇市)
大会テーマ:性同一性障害の医療人類学
      医療ツーリズム
      地方のGID診療の医療現場から
      教育・児童・家族への支援
      職場の理解と支援
第16回GID学会(沖縄)事務局:山本クリニック 担当:石原綾子
                〒901 – 2132  沖縄県浦添市伊祖2-30-7 
                E-mail: gid16.okinawa@vitalmind.jp
GID学会ホームページ
http://www.gid-soc.org/

枚方市 臨床心理士(正規職員)(大阪府)

採用予定: 1名程度
採用開始: 平成26年4月1日~
応募資格: 昭和55年4月2日生~
      臨床心理士
一次選考: 平成25年9月22日(日) 教養試験・グループ討論
二次選考: 平成25年10月中旬   小論文・個別面接
申込締切: 平成25年9月5日(木)
勤務条件: <給与>月額216,590円+各種手当

募集案内: http://www.city.hirakata.osaka.jp/soshiki/jinji/25saiyo-9.html

病児の不安を緩和 医療チームに保育士や臨床心理士

病児の不安を緩和 医療チームに保育士や臨床心理士

日本経済新聞 2013/8/22

院での治療や入院生活を送る子供たちの心のケアに取り組む動きが医療機関に広がっている。医師や看護師ら医療者側と、保育士や臨床心理士らが院内にチームを結成。遊び相手を務めるなど子供との触れ合いを通じ、恐怖や不安を解きほぐし、スムーズな処置に導いていく。小児科医が不足する中、治療に前向きになってもらうなど早期回復につなげる狙いもある。

図解もあり、分かりやすい記事でしたが、
臨床心理士がどのような仕事をしているのかが詳しく書いていなかったのが気になるところです。

文責:長田

多様化するうつ病像をとらえる:第10回日本うつ病学会開催

第10回日本うつ病学会開催
2013年8月19日 週刊医学界新聞

第10回日本うつ病学会が,7月19-20日,北九州国際会議場(北九州市),他にて中村純会長(産業医大)のもと開催された。10回目の節目となった今回は「多様化するうつ病の今とこれから」をテーマに,病態の多様化,患者数の急増,そして自殺や職場のメンタルヘルスといった社会問題とのかかわりなど,うつ病の幅広いトピックを包含したプログラムが組まれた。

黒木俊秀氏(九大大学院)は,伝統的なうつ病像とは異なる「非定型うつ」の概念は以前から存在したが,2005年に「ディスチミア親和型うつ病」(樽味伸氏)として明確に定義され,その定義がいつしか「新型うつ病」と呼び変わり独り歩きし始めたと省みた。ただ「新型うつ病」の特徴は現代の若年者にある程度共通してみられる特性で,一括りにカテゴリー化する意義に乏しいと指摘。効果が限定的な薬物療法よりも疾患教育や生活習慣の是正など心理的な支援を中心に行い,診断書も,患者の状態や対応の仕方を具体的に記載するといった工夫をすべきと提案した。

 続いて斎藤環氏(筑波大)が,社会と若者心性の変化から「新型うつ」を読み解いた。氏は90年代以降,社会の心理主義化のなかで精神疾患も文化的に装飾され,“野生”のうつはもはや存在しないと指摘。葛藤や孤立はスティグマ化し,特に若い世代で「空気が読めること」,つまりコミュニケーション能力が評価の基準となる風潮が高まっていると解説した。社会が豊かになり「生存」への不安は減少した一方,「実存」の不安が拡大しており,それが年配者には“浅い悩み”と見えてしまうという。しかし,援助希求行動としての「うつ」には治療的支援がなされるべきであり,休養や生活指導をそのファーストラインに据えることを提言した。

こうしたうつ病が現代の社会状況の中で発生しているとすれば、
やはり人間関係において何らかの無理が生じていると考えて間違いないでしょう。
そうした状況にどのようなアプローチができるかを考える必要があるかもしれません。

文責:長田

奈良女子大学臨床心理相談センター開設記念企画第6弾「発達障害を抱える親の子育て支援」

奈良女子大学臨床心理相談センター 開設記念企画第6弾

「発達障害を抱える親の子育て支援」

今回の講演では,「ご自身に発達障害があり,子育てがうまくいかずに悩んでおられる保護者に対して,虐待に至らないようにするための支援のコツ」についてお話いただきます。

■時 間 平成25年10月14日(祝・月)14:00~16:00

■会 場 奈良女子大学記念館2階 講堂

■講 師 橋本和明 (花園大学社会福祉学部 教授)

<講師紹介>
名古屋大学教育部卒業後,家庭裁判所調査官として勤務した後,2006年4月より現職。
著書に『児童虐待はいま』(編著)(ミネルヴァ書房,2008年)『発達障害と思春期・青年期』(編著)(明石書店,2009年)『思春期を生きる発達障害』(編著)(創元社,2010年) など多数。

■定 員 100名(先着順)

■入場料 無料

■申込み方法
メールかFAXにてお申し込みください。
件名を「第6回参加申込」とし、①氏名(ふりがな)、②連絡先(メールアドレスもしくは電話番号)、③職種(心理職,学生,その他,のいずれかを記入),④本講演を知ったきっかけをご記入の上、下記宛先にお送りください。
※1週間以上,返信がない場合はお手数ですが,再度お問い合わせください。

■お申込み先
E-mail:kokoro-center(アットマーク)cc.nara-wu.ac.jp
Fax:0742-20-3584
※アットマークは@に変えてご送信ください

HP:http://blog.canpan.info/cpsoudan/

第29回日本ストレス学会学術総会

第29回日本ストレス学会学術総会

メインテーマ: 社会に貢献できるストレスバイオロジー研究をめざして

会 長: 六反一仁(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部ストレス制御医学分野 教授)

会 期: 2013年11月8日(金)9日(土)

会 場: 徳島大学大塚記念講堂

詳細はこちらから
http://www.stress29.com/